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第77回ゴールデン・グローブ賞のメニューは100%プラントベース(植物由来)。

第77回ゴールデン・グローブ賞のメニューは100%プラントベース(植物由来)。

1月5日(現地時間)、米カリフォルニア州ビバリーヒルズのザ・ビバリー・ヒルトン・ホテルにて開催された、第77回ゴールデン・グローブ賞の授賞式。来場者に提供されたメニューは、プラントベース(植物由来)で統一された。
ミシェル・ウィリアムズ、ゴールデン・グローブ賞
受賞スピーチで中絶の権利を訴えたミシェル・ウィリアムズ。Photo by Instagram/@goldenglobes/Golden Globes(Alexi Lubomirski)

毎年1月に開催されるゴールデン・グローブ賞は、監督や俳優らハリウッドセレブが集結し、前年の映画&テレビ番組を対象に賞が贈られる恒例の式典。昨年に続き、今年も視聴率低下が伝えられたが、クエンティン・タランティーノ監督の映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』(19)が最多の3部門に輝き、レネー・ゼルウィガーが主演女優賞(映画『ジュディ 虹の彼方に』)、トム・ハンクスが功労賞のセシル・B・デミル賞、そしてオークワフィナは映画部門で初のアジア系女優として最優秀主演女優賞(映画『フェアウェル』)を手するなど、受賞者への注目度は高かった。

エンタメ界では、性的人身売買の罪で起訴された後に拘置施設で自殺したことが報じられたジェフリー・エプスタインや、娘の大学不正入学で実刑を受けた女優フェリシティ・ハフマンらをネタにした司会リッキー・ジャーヴェイスの過激なジョークや、遅刻して来場したビヨンセ&ジェイ・Z夫婦が、式典のスポンサーがモエ・エ・シャンドン(Moët & Chandon)であるにも関わらず、アルマン・ド・ブリニャック(Armand de Brignac)のシャンパンを持ち込んだことなどが、広く報じられた。

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ゴールデン・グローブ賞、ジュリアン・ムーア
2019年度開催のゴールデン・グローブ賞で「Time’s Up x 2」ブレスレットを身につけた女優ジュリアン・ムーア。Photo by Instagram/@juliannemoore/Julianne Moore

そんなゴールデン・グローブ賞だが、2018年の授賞式では、エンターテイメント界のセクシャルハラスメントへの抗議(Time’s Up)への意思表示として、参加者のほとんどが全身黒の装いで来場し、なかには「Me Too」と描かれたピンバッジを身に着けるなど、「Me Too」ムーブメントが世界で注目されるきっかけのひとつともなった。また、昨年や今年は、「Time’s Up x 2」リボンやブレスレットをあしらって参加したセレブがみられただけでなく、有色人種やLGBTQ、女性の権利を訴える受賞スピーチに関心が集まった。

 

これまで、さまざまな社会的倫理や問題に焦点があてられたゴールデン・グローブ賞だが、今年はサステナブルな課題への対策として、プラントベースのメニューが振舞われた。ファーストディッシュの「ビートルート・スープ」から、メインコースの「ワイルド・マッシュルームのリゾット」、デザートの「オペラ・ゴールデン・ケーキ」まで、ゲストが口にした食事は植物由来の食材を使ったもの。すべてのメニューが100%植物由来で提供されるという試みは、今回が初めてだ。

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ホアキン・フェニックス、ゴールデングローブ賞
ステラ・マッカートニーに身を包んだホアキン・フェニックス。本年度の全授賞式で、このタキシードをリユースするという。Photo by Instagram/@goldenglobes/Golden Globes  (Alexi Lubomirski)

助演男優賞を受賞したブラッド・ピットは長年ヴィーガンの食生活を送っており、レオナルド・ディカプリオは環境保護にも熱心。食生活や環境に敏感なセレブ界だが、映画『ジョーカー』(19)で主演男優賞を受賞したホアキン・フェニックスは、動物保護活動家としても知られ、受賞スピーチでは、主催者であるハリウッド外国人映画記者協会(HFPA)が、今年の授賞式に完全菜食のメニューを選んだことに関して感謝を述べた。


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