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ドウツェン・クロース、象牙取引撲滅への挑戦。【Eco-Friendly Celebrity】

ドウツェン・クロース、象牙取引撲滅への挑戦。【Eco-Friendly Celebrity】

ドウツェン・クロース、セレブ、モデル、サステナブル、エシカル
今年の9月22日に開催された2019年グリーンカーペット・ファッションアワードで、「The Social Media Changemaker」賞を受賞した元ヴィクシーエンジェルのドウツェン・クロース。二人の子どもを育てるかたわら、現役のトップモデルとして活躍している彼女の生き方を変えたのは、象牙の密猟・売買の現実。“ゾウの危機”を打開すべく、ドウツェンが取り組んでいる活動とは!?
ミラノで開催された2019年度グリーンカーペット・ファッションアワードにて。Photo by Instagram/@doutzen/Doutzen Kroes

『VOGUE』誌や『Harper’s BAZAAR』誌をはじめ、さまざまなファッション誌の表紙を飾ってきたオランダ出身のドウツェン・クロース。2008年から2015年の7年間は、ヴィクトリアズ・シークレットのエンジェルとしても活躍してきた。2010年に結婚し、2人の子どもをもうけ、現在もモデルとして活躍している彼女は、「ノット・オン・マイ・プラネット(Knot On My Planet)」のグローバル・アンバサダーを務めるなど、社会活動にも力を入れている。

エコエイジ(Eco-Age)主催のグリーンカーペット・ファッションアワードで、今年のソーシャル・メディア・チェンジメーカー(The Social Media Changemaker)に選ばれたドウツェンが、「ノット・オン・マイ・プラネット(Knot On My Planet)」に関わることになったのは、数年前に休暇で訪れたケニアでの出会いがきっかけ。ケニアのサンブル自然保護区を訪問した彼女は、エレファント・ウォッチ・キャンプ(Elephant Watch Camp)を運営しているダグラス・ハミルトン一家(※)に出会い、アフリカ大陸で問題になっている象牙売買について学んだという。

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※慈善団体セイブ・ザ・エレファント(Save the Elephants)は、動物学者のイアン・ダグラス・ハミルトンによって設立された。

毎年約3万頭(15分に1頭の計算)ものゾウが象牙のために殺されているという事実に衝撃を受けた彼女は、ゾウの殺戮・密猟・密輸を撲滅するための運動を起こすことを固く決心。NY帰国後、服や髪で作ったKnot(結び目)の写真を、ソーシャルメディアに投稿するという「ノット・オン・マイ・プラネット(Knot On My Planet)」キャンペーンをスタートした。インスタグラムやツイッターでは、モデルのジジ・ハディッドやカーラ・デルヴィーニュ、デザイナーのマーク・ジェイコブスら、数多くのセレブが参加している。

 

「ノット・オン・マイ・プラネット(Knot On My Planet)」は、象牙の密猟や密輸、そして象牙の需要そのものを撲滅するための基金「エレファント・クライシス・ファウンド(Elephant Crisis Fund)」と連携し、ファッションブランドやインフルエンサーとのパートナーシップを築くことで、ゾウの絶滅を防ぎ、彼らにとって安全な未来を築くための運動。 寄付金は、“ゾウの危機”を脱出するためのプロジェクトに使用されている。

また、ゾウだけでなく、野生生物の保護なども行っている同プロジェクトは、 レオナルド・ディカプリオ財団の協力もあり、現在37ヵ国で密猟者や人身売買業者を阻止するための77の組織や、267のプロジェクト(11月現在)をサポート。ロエベ(LOEWE)や、ティファニー(TIFFANY & CO.)、ホルト・レンフリュー (Holt Renfrew)とのコラボも実現している。

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ロエベ(LOEWE)とのコラボレーションでは、「タン エレファント ミニ バッグ」シリーズ を制作。販売収益は、「エレファント・クライシス・ファウンド(Elephant Crisis Fund)」に全額寄付される。ロエベ(LOEWE)のアイコニックなバッグに、ケニア北部に住むサンブル(Samburu)族の女性らが手がけたビーズの装飾があしらわれている同コラボバッグ。ハンドメイドで制作されているため、各バッグのデザインが異なる一点もので、ロエベ(LOEWE)のオンラインストアで購入可能だ。

Photo by Instagram/@doutzen/Doutzen Kroes

ティファニー(TIFFANY & CO.)のセイブ・ザ・ワイルド・エレファントのブローチを手にしたポートレイトが表紙を飾った今年発売の米版『ELLE』7月号には、インタビューが掲載され、これまでの活動を振り返ったドウツェン。自転車移動や、家族菜園で栽培した野菜を取り入れた食事が一般的というエコ・フレンドリーなオランダで育った彼女は、「地球のために私にできることは何かと以前から考えていた」と答えた。また、「“ゾウの危機”に関わるさまざまな機関に、これまで、800万ドル(約1億7000万円)の寄付を募ることができたことを誇りに思っている」と語っている。

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Photos by Instagram/@doutzen/Doutzen Kroes

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