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グッチが新デジタル・プラットフォームをローンチ。

グッチが新デジタル・プラットフォームをローンチ。

6月5日(現地時間)、環境の日に合わせてデジタルEP&L(環境損益計算書)を発表したケリングとともに、グッチ(GUCCI)がブランドオリジナルの新デジタル・プラットフォーム、グッチ・デジタルEP&Lプラットフォーム(GUCCI DIGITAL EP&L PLATFORM)をローンチした。

サステナブルな活動に重点を置いているケリングでは、ブランド創設以来動物素材を使用していないステラ マッカートニー(STELLA McCARTNEY)に続き、2017年11月にグッチ(GUCCI)がリアルファーの使用中止を宣言し話題となっていた。そのグッチ(GUCCI)は、サステナビリティの実現を目指す10年計画「Culture of Purpose」の一環として、人と地球環境、そしてその未来をつなぐためのポータルサイト、「グッチ・エクリブリウム(Gucci Equilibrium)」を2018年に発表したが、今年6月5日の環境の日を機に、ケリングのデジタルEP&L(環境損益計算書)をカスタマイズした、同ブランドの専用デジタル・プラットフォームをミラノにてローンチした。

EO&L(環境損益計算書)は、サンローラン(SAINT LAURENT)バレンシアガ(BALENCIAGA)などのラグジュアリーブランドを傘下にもつケリングが、ファッション界をはじめ、産業界が環境に与える打撃を最小限にどどめることを目的に2011年にスタート。EO&L(環境損益計算書)をもとに2017年に開発されたアプリ「My EP&L」では、ジャケットやシューズなどのプロダクトを選び、素材の原産国や製品の製造場所を選択することで、そのプロダクトが環境にどのくらいの負担を掛けたかをユーロ(€)で算出することができる。ゲーム感覚で楽しめるアプリだが、パーソンズ美術大学やロンドン・カレッジ・オブ・ファッションなどで導入されるなど教育機関でも使用されている。

持続可能性ツールをケリングで初めて実施したグッチ。

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My EP&Lアプリの画面。©GUCCI DIGITAL EP&L PLATFORM

EO&L(環境損益計算書)をもとにしたオープンソースのデジタル・プラットフォームを発表したのは、ケリングに属するブランドのなかでも、グッチ(GUCCI)が初めてで、ブランドのエコロジカル・フットプリント(環境指標)を評価し、ファッションと環境の透明性を促進させる次世代の持続可能性ツールとなる。

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グッチ(GUCCI)は、10-year Sustainability Strategy (10年間のサステナビリティ戦略)という決意のもと、サステナブルな原材料の使用促進やエネルギー消費を見直すことで、エコロジカル・フットプリント(環境指標)を過去3年間で16%削減するなど、事業全体に大きな変化をもたらしているが、2025年までに40%削減することを目標にしている。

2018年度イニシアチブとは?

Gucci、グッチ、アプリ、サステナブル、エシカル、ナチュラル
My EP&Lアプリの画面。©GUCCI DIGITAL EP&L PLATFORM

GUCCI UP(グッチアップ): 製造過程で発生するレザーやテキスタイルのはぎれをリサイクルするアップサイクルに着目。非営利団体との提携や協力のもと、2018年の1年間で約11トンものレザーのはぎれを再利用。

SCRAPLESS(スクラップレス): 8のレザー工場がプロジェクトに参加し、最適化されたプロセスを採用した結果、2017年の約倍にもなる66トンのレザー削減に貢献。

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GREEN ENERGY(グリーンエネルギー): 2016年以降、グリーンエネルギーの使用量が146%増加し、すべての店舗でエネルギー消費量を減らすなど、CO2排出量を大幅に削減。

METAL(メタル): 現在、グッチ(GUCCI)の金属製アクセサリーに使用されているパラジウムコーティングの66%がリサイクルでトレーサブルである。



グッチ・デジタルEP&Lプラットフォーム(GUCCI DIGITAL EP&L PLATFORM)
gucci-kering-group.opendatasoft.com

 

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