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俳優ザック・エフロンも参加。動物実験の実態を伝える短編映画『ラルフを救え』とは!?

俳優ザック・エフロンも参加。動物実験の実態を伝える短編映画『ラルフを救え』とは!?

『ハイスクール・ミュージカル』や『グレイテスト・ショーマン』で知られる人気俳優ザック・エフロンも声を担当するなど、話題を呼んだショートフィルム『Save Ralph/ラルフを救え(原題)』。化粧品における動物実験の暗い闇を、4分間で伝えています。

 

 

ショートフィルム『Save Ralph/ラルフを救え(原題)』は、美容品やその成分の毒性を実験するため用いられる、“テスター”の生活を描いています。「より安全な口紅やデオドラント」のため、と運命を受け入れている主人公ラルフはうさぎの“テスター”で、片方の視力を失い、片方の耳は聞こえず、化学損傷に苦しむ。同映画は、現在も年間数千以上の動物が犠牲になっている、動物実験に隠された背景を描写し、実験がいかに残酷で不必要であるかを思い出させてくれます。

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映画の制作はHSI(ヒューメイン・ソサイエティー・インターナショナル)が行い、監督にはスペンサー・サッサー、キャストは俳優ザック・エフロンをはじめ、女優のオリヴィア・マン、映画監督のタイカ・ワイティティら、世界的著名人らが担当。アニメーションやストーリー性を持たせることで、目を背けたくなるリアルな映像よりも、ある意味コミカルでとっつきやすい仕上がりになってます。

映画の目的は、もちろん化粧品における動物実験の即廃止。実情を広めるだけでなく、多くの犠牲の元に販売されている化粧品の販売終了を支持する署名も同時に行われています。

*日本語字幕をつけてくれているYouTubeチャンネル

動物実験反対、クルエルティフリー、コスメ、スキンケア
Photo by Instagram/@hsiglobal/Humane Society International

また、「ラルフを救え」の公式ウェブサイトでは、映画紹介の他にも「よくある質問」として以下のQ&Aが掲載されています。

Q:#Save Ralphのキャンペーンを実施した理由は? 化粧品の動物実験は、すでに廃止された過去の話では?
A:残念ながら、答えはNO。 約40カ国で動物実験が禁止され、多くの大手美容ブランドで実験を廃止する動きがある一方、ヨーロッパを含む国々では、化学関連の法律によって動物実験の実施が定められています。

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Q:映画のなかで、ラルフの目と背中に何が起こっているのですか?
A:ラルフを使用した実験は、70年以上も前に開発されたドレイズ試験。目や皮膚への化学的刺激を評価するために実施される、粗雑で残酷な手順です。動物を使用しない優れたアプローチ(ロレアル社の代替試験Episkin™など)が利用可能であり、それらは動物実験以上に安全性が確保できることが証明されているにもかかわらず、現在も一部の国でドレイズ試験が実施されています。

Q:化粧品について他にどのような動物実験が行われていますか?
A:化粧品やその原料は、他の化学物質と同じ種類の動物実験の対象となる可能性があります。 例えば、ラットに大量の化学物質を飲み込ませ、死にいたる分量を判断する。他には、一般的な病気や特定の健康被害の兆候を探すために数週間、または数ヵ月もの期間、強制的給餌研究を繰り返すことが含まれます。 もちろん、実験では鎮痛剤は使用されず、動物たちは痛みを直に感じ、終了後、通常は二酸化炭素ガスによる窒息、首の骨を折られるか、断頭によって殺されます。

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Q:動物実験の対象になる化粧品とは?
A:シャンプーやデオドラントなどの完成品、または染料や防腐剤などの化粧品に配合されている化学成分、あるいはその両方の検査が「化粧品の動物実験」の対象になります。完成品の実験は、中国以外や少数の発展途上国以外では禁止されていることが一般的となりつつある。中国でも一部の化粧品における動物試験が2021年5月に解除される予定になっていますが、成分の動物実験は、化粧品メーカーや他の業界に成分を供給している化学メーカーや、代理会社によって実施されています。

Q:企業は新しい動物実験の実施を拒否できないのですか?
A:残念ながら、原料供給者は一部の法律で化学物質の動物実験を委託するよう要請されており、企業は法律に従わなければなりません。

公式ウェブサイト:www.hsi.org/saveralphmovie


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