アマゾン地区に住む先住民族に伝わるオイルを配合したシャンプーやコンディショナーを展開するラウア(RAHUA)。ブランドが取り組む環境保護活動と、“ラウアオイル”の秘密とは!?
ブランド情報
WEB: www.rahua.jp/ クルエルティフリー? |
ラウア(RAHUA)は、NYにサロンを構えていたエクアドル出身のファビアン・リグインと、その妻アナが2007年に創業したヘアケアブランド。世界的ヘアドレッサーとして知られるヴィダル・サスーンの元で経験を積むなど、ヘアアーティストとして30年以上の経験を持つファビアンが、同ブランドをスタートするに至ったのは、南米アマゾン地域で起こっている環境破壊を目の当たりにしたことが始まり。アマゾンの環境保護を進めるNPO団体「エコエージェント®」を設立する過程で、“美の秘密”としてアマゾン先住民に代々伝わる“ラウアオイル(オエノカルプスバタウア果実油)”に出会ったのだ。
“ラウアオイル”とは、ヤシ科の木の実から採取されるオイル。オレイン酸(オメガ9脂肪酸)を多く含み、ダメージヘアを補修し、しなやかな髪を取り戻すだけでなく、刺激から髪をしっかり保護する。先住民族の女性らが使用していた“ラウアオイル”の効果に魅了されたファビアンは、オイルをNYに持ち帰り、自身のサロンで取り入れてみたところ、ここでも同様の効果がみられたという。この出来事がきっかけとなり、ファビアンはラウア(RAHUA)を立ち上げることとなった。

同ブランドでは、“ラウアオイル”配合のシャンプーや、コンディショナー、トリートメントを展開。すベての製品にはシリコンや、パラベン、化学合成の着色料・香料を一切使用せず、クルエルティフリーである。
また、ファビアンが設立した非営利団体「エコエージェント®(Ecoagents)」では、ジャングルを買収した海外企業による森林伐採と、そこに建設される工場から出る汚染物による環境汚染を食いとめるべく、現地に住む部族の教育を促進。また、部族への利益を保障した原料調達、そして売り上げの一部を環境保護活動にあてている。