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フェイスケアの基礎をおさらいして、乾燥シーズンを乗り切ろう!

フェイスケアの基礎をおさらいして、乾燥シーズンを乗り切ろう!

スキンケア、サステナブル、オーガニック、フェイスケア、肌
気温低下や空気の乾燥だけでなく、忘年会や新年会など、乾燥肌を悪化させるイベントが多い冬シーズンを乗り切るため、改めて知っておきたい肌に関する基礎知識や注意点を皮膚科医に伺った。クレンジングの方法や、サプリと同等の効果が期待できるものとは!?

最適なクレンジングは方法。

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Photo by Francesca Grima on Unsplash

── まず始めに、クレンジングや洗顔について教えてください。

“うるおい”という観点では、クレンジングと洗顔が、スキンケアのなかで唯一、肌のうるおいを削ぎとる行為。基本的にクレンジングは、1日1回夜をおすすめしています。また、顔の中でも皮脂腺が多い部位と少ない部位では、ケアを少し変えるのが合理的だと考えています。

── クレンジングの最適な方法はありますか?

化粧を落とした後のダブル洗顔や、朝の洗顔で洗顔料を用いるかは、皮脂が多い(自分の力で潤う力が強い)か、毛穴詰りを起こしやすいか、次第です。例えば、頬が乾燥気味でTゾーン・小鼻・顎の皮脂は比較的毛穴詰まりが目立つという方→夜はクレンジング(顔全体)とTゾーン・小鼻・顎のみダブル洗顔、そして朝はTゾーン・小鼻・顎のみ洗顔料ありの洗顔、その他の部位はぬるま湯のみの洗顔がよいでしょう。

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一方で、全体的に乾燥肌の方→夜はクレンジングのみ、朝は肌の状態や季節に合わせて洗顔料の使用有無を決める、といった方法がベストではないでしょうか。また、季節や生理周期によっても、より脂っぽくなったり乾燥したりと変化もあるので、自分に合ったクレンジングは、自身で模索する必要があると考えています。

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── 「目の周りの皮膚は他の部位よりもデリケート」だといわれています。目の周りの皮膚について教えてください!

目の周りのみならず、顔の各部位には、それぞれ特徴があります。目の周りは、“皮膚が薄く乾燥しやすい”、“こするなどの物理的摩擦が加わる”、“頬やあごに比べてまばたきによる肌の収縮が多い”、“他人から目につきやすく、顔の印象を左右する”、などの特徴があります。

── では、目もとケアのためには、アイクリームが効果的でしょうか。

そうですね。目の周りの皮膚は薄く、摩擦やまばたきによる収縮などが、乾燥・シワ・くすみの要因になります。20代で気になる方は少ないかと思いますが、30代以降で目もとのハリが気になる方は、アイクリームや顔面スチーマーの使用をおすすめします。

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── 顔にクリームを塗る圧力や、マッサージの注意点はありますか?

マッサージは血流をよくするので肌ツヤや顔色がよくなりますよね。ピンポイントでグッと押す圧は、問題ありませんが、ゴシゴシとした摩擦は、肝斑や色素沈着、乾燥小じわを悪化させることがあります。くすみやすい目の周りや、30代以降肝斑などのシミができやすい頬の高いところは、こするマッサージを避けた方がよいと考えています。ただ、フェイスラインやこめかみなどは、少し圧をかけてもシミや乾燥小じわなどにはなりにくく、顔もスッキリするので、おすすめです。

避けるべきはやはり、糖分!

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Photo by Ernest Porzi on Unsplash

── 次に食べ物について伺います。肌を健康に保つ食べ物やサプリは?

肌のハリやツヤを保つための、魔法の食べ物やサプリはないと考えています。注意すべきは、“よく噛んでゆっくり食べる・食事は炭水化物からではなく野菜や肉から食べ始める・GI値の高いものは大量にいっきに食べない”、ということ。血糖値の急激な上昇は、毛細血管の老化を早めるため、将来的に体にも肌にもよくありません。

──では、糖分は極力避けるべきでしょうか。

白米や精製された糖、精製された小麦を批判する美容家が多いですが、わたしは玄米の味があまり好きではないので、量に気をつけながら適量の白米を食べています。現実的で実践できる無理のない範囲がベストですね。

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── 塩分やアルコールは、肌に悪影響を及ぼしますか?

塩分はむくみの原因になります。顔がむくむと、フェイスラインや目のまわりがもったりしますよね。よって、塩分は控えるのがベストです。アルコールは、嗜む程度なら問題はありませんが、肝臓がお酒を分解する際に、ある種のビタミンが消費されてしまいますので、飲み過ぎは肌にあまりよくありません。

── 最後に、積極的に摂取すべき食べ物を教えてください。

現代生活では、炭水化物や脂質が不足することはあまりありませんが、タンパク質(コラーゲンもタンパク質)や、ビタミン、食物繊維、鉄分などのミネラルが不足している可能性があります。しかしながら、タンパク質は取りすぎると痛風や腎臓病のリスクがあり、ビタミンも取りすぎるとよくないものもあるので、取ればよい、というものでもありません。自分が1日あたり何をどれくらい食べているのかを大まかに把握し、不足しているものを食事やサプリで補ってみる、というような方法が現実的かと考えています。

また、サプリと同じくらい効果があるのは、週に1〜2回の適度な運動。体が温まる程度の軽めの負荷です。運動をすると、毛細血管が広がりすみずみまで血液が巡り、栄養と酸素が肌に届きやすくなります。その結果、肌ツヤがよくなるので、適度な運動を習慣づけて、美しい肌を手に入れましょう!



Thumbnail photo: puhhha

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